やきもの旅
愛媛県砥部町|砥部焼

砥部

松山から足を延ばし、白磁に藍の暮らしの器と、窯元・体験を巡る旅。

砥部焼は1777年に磁器焼成に成功して以来、約250年続く産地です。清らかな白磁に藍の絵模様、やや厚手で飾り気のない形、丈夫さが特徴。町には現在約100軒の窯元があり、伝統産業会館で器の違いをつかんでから、陶板の道、陶芸体験、窯元へと旅を広げられます。

磁器白磁に藍日常の器民藝
こんな旅に合います

華やかな磁器より、毎日使いたくなる丈夫な器が好き。松山旅行に、器探しと手仕事の町歩きを半日〜1日足したい人に。

砥部町大南の陶板の道Photo: CT-May / Wikimedia Commons / CC0 1.0

なぜ、砥部は「暮らしの磁器と手仕事を巡る旅」なのか

約250年の産地史と約100窯元が、白磁に藍の丈夫な器として今の暮らしまでつながっているからです。

約250年の歴史

磁器焼成の成功は1777年

大洲藩の命を受けた杉野丈助が1777年に磁器焼成に成功。砥部焼の磁器産地としての歩みが始まりました。

砥部町|砥部焼の歴史

約100窯元

今も多くの作り手がいる

砥部町公式は現在約100軒の窯元を案内しています。伝統的な器から現代的な表現まで、作り手ごとの差を探せます。

砥部町|窯元の紹介

器探しの入口

約80窯元の作品を一か所で見る

砥部焼伝統産業会館の1階では、約80軒の窯元の作品を展示・販売。最初に器の幅を知る拠点に向いています。

砥部町|砥部焼伝統産業会館

器を見る、歩く、作るを一つの旅に

伝統産業会館で砥部焼の全体像をつかみ、陶板の道を歩き、体験や窯元へ広げると、器と産地の風景がつながります。

砥部焼伝統産業会館歴史資料と現代作品を見ながら、約80窯元の器をまとめて見比べる旅の入口。
陶板の道地元陶工が絵付けした陶板をちりばめた散策路。陶祖ヶ丘を経て陶芸創作館へつながります。
砥部町陶芸創作館絵付け、手びねり、電動ろくろなど、旅の中で実際に手を動かせる体験拠点。
梅山窯などの窯元1882年開窯の梅山窯では、工場・販売所・古陶資料館・大登窯から手仕事の流れを見られます。
窯元の営業日、見学、陶芸体験の実施内容は変わります。訪問先を決めたら各公式情報をご確認ください。
江戸時代後期の砥部焼・染付葡萄栗鼠文蓋付壷
白磁に藍の砥部焼|江戸時代後期の染付葡萄栗鼠文蓋付壷。砥部焼の染付表現を実物から見る。Photo: Gryffindor / Wikimedia Commons / CC0 1.0
場所をつかむ

砥部は、どう巡る?

伝統産業会館を起点に、大南・五本松の散策と体験をつなぎ、窯元へ広げるのが基本です。

砥部焼の主な旅の拠点

北が上です。円は正式な地区境界ではなく、散策の位置関係をつかむための目安です。

文歴史・文化路町歩き窯窯元
文歴史・文化・体験路町歩き窯窯元大南・五本松(目安)

地図はOpenStreetMapを利用しています。円は正式な観光区域や産地の境界ではありません。

伝統産業会館

まず約80窯元の器を見て、自分が気になる作り手や表現を探します。

陶板の道

砥部焼が町の景観に使われている様子を見ながら、次の拠点へ歩きます。

陶芸創作館・窯元

体験を入れるか、窯元を訪ねるかで後半の旅を組み替えます。

はじめてなら、この順番で巡る

器の幅を知る → 産地を歩く → 手を動かす → 作り手へ近づく、の順です。

1

伝統産業会館からスタート

歴史を知り、約80窯元の作品から好みの器や窯元を見つけます。

2

陶板の道を歩く

陶板が続く坂道から、やきものが町の風景に溶け込む様子を楽しみます。

3

陶芸創作館で体験する

絵付けや手びねりなどを入れると、見ていた器の作り方を自分の手で確かめられます。

4

気になる窯元へ

会館で見つけた窯元や、歴史ある梅山窯などへ。営業・見学情報は事前に確認します。

砥部への行き方を考える

松山旅行から追加しやすい一方、町内で窯元まで広げるなら移動手段を先に決めるとスムーズです。

公共交通

松山市駅から約45分

伊予鉄バスで砥部焼伝統産業会館前へ。最新の時刻・系統は訪問前に確認してください。

中心部

散策+体験を組みやすい

伝統産業会館、陶板の道、陶芸創作館をつなぎ、半日から旅を組み立てられます。

窯元巡り

車や自転車で広げる

約100窯元から訪問先を選び、離れた窯元まで巡るなら車やレンタサイクルも候補です。

砥部と合わせて見たい産地

同じ磁器でも、器の表情と産地の巡り方が違う3産地です。

砥部が気になったら

波佐見・有田・九谷と並べると、日常の器、町歩き、装飾の違いが見えてきます。

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