やきもの旅
福島県会津美里町|会津本郷焼

会津本郷

東北最古の窯場で、陶器と磁器、12窯元の個性を歩いて知る旅。

会津本郷焼の起こりは1593年。城の黒瓦から始まり、1645年に本格的な陶器づくり、1800年には磁器焼成へと広がりました。現在は12窯元があり、土味のある陶器から白磁、流し釉、現代的な器まで表情はさまざま。陶磁器会館で全体像をつかみ、瀬戸町通りの細い道から気になる窯元へ入っていくのが、この町らしい巡り方です。

東北最古の窯場陶器+磁器12窯元町歩き
こんな旅に合います

大きな観光地を次々巡るより、小さな焼き物の町を歩き、窯元ごとの器の違いや長い産地史をじっくり知りたい人に。

現代の会津本郷焼の器Photo: Electriclamb / Wikimedia Commons / CC0 1.0

なぜ、会津本郷は「小さな町で陶器と磁器を深く見る旅」なのか

400年以上の産地史がありながら、現在の12窯元を歩ける距離感で見比べられるからです。

陶器と磁器

一つの産地に二つの系譜

1645年に陶器づくりが本格化し、1800年には磁器焼成に成功。現在も陶器・磁器の両方が伝統的工芸品として受け継がれています。

会津本郷焼事業協同組合|歴史・年表

12窯元の違いを、町の中で見つける

陶磁器会館で器の幅をつかみ、瀬戸町通りから窯元へ。歴史ある窯と現代的な工房が同じ産地に並びます。

会津本郷陶磁器会館12窯元の器を一堂に展示・販売。町へ出る前に「どの窯元を見たいか」を決めやすい拠点です。
樹ノ音工房現代的な器づくりとカフェから、若い感性が加わった今の会津本郷焼に触れます。
宗像窯1718年から焼き物に関わる歴史を持ち、江戸中期の登り窯を修復して受け継ぐ窯元です。
流紋焼流し釉が特徴。工場見学や手びねり・ろくろ・絵付けなどの陶芸体験まで旅に加えられます。
窯元の営業日・見学・体験内容は変わります。訪問したい窯元が決まったら、各公式情報を事前にご確認ください。
19世紀の会津本郷焼の徳利
19世紀の会津本郷焼|茶と白の釉薬を掛けた徳利。今の多様な作風につながる、陶器の歴史を実物から見る。Photo: Los Angeles County Museum of Art / Public Domain
場所をつかむ

会津本郷は、どう巡る?

陶磁器会館で気になる窯元を見つけ、瀬戸町通り周辺を歩き、歴史ある窯・現代の工房へ広げます。

会津本郷焼の主な旅の拠点

北が上です。円は正式な地区境界ではなく、窯元巡りの位置関係をつかむための目安です。

駅旅の起点文器・文化窯窯元
駅旅の起点文器探し・産地案内窯窯元・工房瀬戸町通り周辺(目安)

地図はOpenStreetMapを利用しています。円は正式な産地区域の境界ではありません。

陶磁器会館

まず12窯元の器をまとめて見て、今日訪ねたい作り手を選びます。

瀬戸町通り周辺

細い道に入ると、民家のような佇まいの窯元が点在する町の密度が見えてきます。

宗像窯・流紋焼

歴史ある登り窯と、現在の工場・体験。それぞれ違う会津本郷焼に触れます。

はじめてなら、この順番で巡る

全体を見る → 町を歩く → 歴史ある窯を見る → 現在の作り手を見る、の順です。

1

陶磁器会館からスタート

12窯元の器を見比べ、陶器・磁器・釉薬・絵付けなど自分が気になる方向を決めます。

2

瀬戸町通りを歩く

観光施設が並ぶ町ではなく、暮らしの中に窯元が溶け込む産地の風景を歩きます。

3

宗像窯で長い時間を見る

江戸中期から続く登り窯と、民藝にもつながる器の歴史へ視野を広げます。

4

現代の工房へ

樹ノ音工房などで、伝統を土台にしながら現在の暮らしへ向けて作られる器を見ます。

5

時間があれば陶芸体験

流紋焼などの体験実施状況を確認し、手びねり・ろくろ・絵付けを旅の最後に加えます。

会津本郷への行き方を考える

会津若松観光と組み合わせやすく、町に入った後は徒歩を軸に組み立てられます。

鉄道

会津本郷駅から徒歩

JR只見線の会津本郷駅から、瀬戸町通り・陶磁器会館方面へ歩いて町へ入れます。

町の中

窯元巡りは徒歩が主役

陶磁器会館と瀬戸町通り周辺の窯元は、路地を歩きながら巡ることで産地の空気まで感じられます。

車

会津若松から広げやすい

会津若松と組み合わせたり、離れた窯元まで足を延ばしたりするなら車の自由度が上がります。

会津本郷と合わせて見たい産地

同じ長い歴史を持つ産地でも、器と町の関係はかなり違います。

会津本郷が気になったら

条件検索で他の産地と並べると、窯元数、陶器と磁器、町歩きの密度の違いが見えてきます。

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