咸宜園・豆田町から日田祇園、三隈川へ。市街の景色を変える。

一泊した翌朝、日田は「町の続き」ではなく、山や温泉の旅へ変えられる。
日田で一泊するなら、一日目の観光地を二日目まで引き延ばすより、朝になったら景色そのものを変えてみてください。初日は咸宜園・豆田町から三隈川へ。翌日は唐臼の音が響く小鹿田焼、玖珠川沿いの天ヶ瀬、大山の作品ゆかりから一つ選ぶ。市街と郊外を日ごとに分けると、日田が想像以上に広く、文化の違う地域を抱えていることが分かります。
初日は咸宜園・豆田町を歩き、午後から三隈川と隈町へ。夜を川沿いで過ごすか、翌朝の移動に便利な市街へ泊まります。二日目は手仕事なら小鹿田焼、温泉と自然なら天ヶ瀬、作品ゆかりなら大山へ。一日に郊外を二つ重ねず、朝から一つの地域へ向かうと、移動の合間ではなく「そこへ行った旅」になります。
1日目|白壁の町から三隈川へ、日田市街の二つの顔を見る
午前は咸宜園と豆田町で学問と商人町を歩き、午後は日田祇園山鉾会館を経て三隈川へ向かいます。夕方までいれば、町家の密度から川辺の開放感へ景色が変わるところまで一日で楽しめます。宿を三隈川周辺にすれば川の夜へ、市街にすれば翌朝の日田駅やバスターミナルへ動きやすくなります。
2日目A|小鹿田焼へ。唐臼の音から器が生まれる里を歩く
小鹿田焼では、作品を買う前に産地そのものを見てみてください。水力で陶土を砕く唐臼、蹴轆轤、飛び鉋、登り窯が、山あいの集落の暮らしと結びついています。小鹿田焼陶芸館で背景を知ってから皿山を歩けば、器の模様や土の色にも土地の理由が見えてきます。窯元は生活と仕事の場として訪ねます。
2日目B|天ヶ瀬へ。玖珠川の谷で温泉と桜滝を朝から楽しむ
温泉が好きなら、初日の夕方から天ヶ瀬へ移って宿泊する方法もあります。玖珠川沿いの湯に入り、翌朝は天ケ瀬駅近くの桜滝へ。市街へ急いで戻らず、川と温泉の町で朝を過ごせることが一泊の魅力です。大雨や鉄道への影響がある日は、行く日の運行・安全情報を確認してください。
2日目C|大山へ。作品と作者の故郷を土地の景色と一緒にたどる
「進撃の巨人」が好きなら、大山ダムと進撃の巨人 in HITA ミュージアムへ向かう二日目もあります。作品を知っているからこそ、巨大なダムの風景や作者の故郷という背景が観光地以上の意味を持ちます。大山は日田市街の徒歩圏ではないので、行く日に使う交通を確認し、半日単位で訪ねましょう。
小鹿田焼。唐臼、飛び鉋、皿山の景観を見に行く。
天ヶ瀬。玖珠川、桜滝、宿の湯を朝から楽しむ。
大山。ダムと進撃の巨人 in HITA ミュージアムを訪ねる。
旅のポイント
- 宿の夕食・チェックイン条件は予約時に確認
- 二日目の郊外交通は出発前に公式情報で確認
- 雨や道路状況が悪い日は山・川の予定を変更